「ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット」2025年6月29日まで開催中

ウォレスに「ショーン」と名付けられて30年――あの名作たちが渋谷に集結!

全国巡回展がパワーアップして東京へ

2022年より全国を巡回していた「ひつじのショーン展」が、展示内容を大幅に拡充し、「ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット」として東京・渋谷で開催中です(~2025年6月29日まで)。

今回の目玉は、タイトルにもある通り「ウォレスとグルミット」とのコラボレーション展示です。

展示の見どころ

  • 展示エリアは「ウォレスとグルミット」と「ひつじのショーン」の2部構成
  • 『危機一髪!』のストーリーボードやキャラクタースケッチなど、貴重な制作資料を多数展示
  • 総展示数は約260点、日本初公開資料も多数
  • ストップモーションの撮影セットやアニメ制作の裏側を間近に観察可能

「ひつじのショーン」とは?

『ひつじのショーン(Shaun the Sheep)』は、1995年の『ウォレスとグルミット 危機一髪!』で初登場。その後2007年からスピンオフTVシリーズが開始され、世界中で愛される存在に。

名前の由来は“shorn”(毛を刈られた)で、登場時の姿にちなんで名付けられました。

「ウォレスとグルミット」とは?

1989年の短編『チーズ・ホリデー』で登場した、発明好きなウォレスと相棒犬グルミットのコンビによるユーモラスな物語。

イギリス文化満載の世界観に加え、クレイアニメならではの味わいが魅力。アカデミー賞をはじめ数々の映画賞も受賞しています。

ストップモーションアニメの魅力

粘土などで作られた人形を少しずつ動かしながら1コマずつ撮影し、つなぎ合わせて動きを表現するのがストップモーションアニメ。

1秒間に必要なコマ数は24枚。わずかな映像のために何時間もかけて撮影される職人技が光ります。

アードマン・アニメーションズはこの分野の第一人者で、温もりある映像とイギリス特有のユーモアを融合させた作品を世に送り出しています。

開催情報

ひとこと感想

CG全盛の今だからこそ、アナログな温かみのある映像が心にしみます。

私は学生時代、『チーズ・ホリデー』で一気にファンになり、「危機一髪!」のグルミットをモチーフにしたストラップを愛用していました。

久しぶりに思い出をたどりに、展示会へ足を運んでみようと思います。

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