セリの興奮とキタサンブラックの輝き
2025年7月15日、北海道苫小牧のノーザンホースパークは熱狂に包まれた。日本最大のサラブレッドオークション「セレクトセール2025」の2日目、キタサンブラック産駒「シンプリーグロリアスの2025」が5億円で落札!
「1億、2億…5億!」と競り値が急上昇し、坂口直大氏が落札した瞬間、会場は拍手に沸いた。なぜ一頭の馬が高級マンション並みの値段に?そこにはキタサンブラックの血統と競馬のロマンがある!
セレクトセールとは?
セレクトセールは、1998年からノーザンファームが主催する日本最大のサラブレッド市場。1日目は1歳馬、2日目は当歳馬が競りにかけられ、馬主や投資家が未来のG1馬を求めて集まる。
2025年の1日目は総売上155億4600万円、売却率99.1%で過去最高を記録(netkeiba)。
キタサンブラック産駒は1日目で11頭中10頭が1億円超、2日目では5億円馬が誕生し「キタサン祭り」と話題に。まるで高級車のオークションだが、競われるのは「夢の血統」だ。
5億円馬の物語
上場番号407番「シンプリーグロリアスの2025」(牡)は、
- 父:キタサンブラック
- 母:シンプリーグロリアス
- 母父:ウォーフロント
祖母ミスティフォーミーは欧州G1を4勝、兄姉は欧州G1を計10勝する名牝系(@netkeiba)。
購買者の坂口直大氏は「クラシックで輝く馬を」と期待を語り、斎藤誠調教師は「品格とバランスが抜群」と太鼓判。5億円はセレクトセール歴代7位の価格だ。
サラブレッド市場の歴史
セレクトセールは、2006年にディープインパクトの半弟(後のブラックタイド、キタサンブラックの父)が2億1000万円で落札された逸話で知られる。
過去のデータでは、1歳馬の平均落札額は約3000万円だが、2025年はキタサンブラック産駒が平均1億5000万円超と高騰(netkeiba)。
海外購買者も増え、日本の管理技術が評価されている。ノーザンファーム・吉田勝己氏は「馬の質が過去最高」とコメントしている。
結論:夢の第一歩
5億円の馬は、2~3年後にダービーや凱旋門賞を目指す可能性を秘める。
次回は、キタサンブラック産駒の血統と市場の秘密をコアファン向けに徹底分析!
あなたなら5億円でどんな馬を買う? コメントで教えてください!
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