公開日:2025年6月12日
最新映像が公開、「KONAMI PRESS START」で発表!
2025年6月12日、KONAMIのイベント「KONAMI PRESS START」にて、サイレントヒルシリーズ最新作『Silent Hill f』の新映像が公開されました。
映像からは、息を呑むような「静かな恐怖」が伝わってきます。
その理由は、シナリオを「ひぐらしのなく頃に」で知られる竜騎士07氏が担当しているから。
「かわいい×本格ホラー」という彼の持ち味が、今作でも炸裂しそうです。
舞台は1960年代・日本の田舎村「戎ヶ丘」
本作の舞台は、日本の田舎にある架空の村「戎ヶ丘(えびすがおか)」。
古い因習や風習に縛られた閉鎖的な村で、少女たちの周囲に次々と怪異が起こり始めます。
主人公・深水雛子(しみずひなこ)は、いじめや孤独、家族との断絶といった心の痛みを抱えており、その闇が村の異変と共鳴。
やがて、幻想と現実が入り混じる恐怖の世界へと踏み込んでいきます。
「戎」が意味するものとサイレントヒルとの関係
「戎(えびす)」は“異物・外来”の象徴ともされ、内と外、純粋と異形の対立が示唆されます。
公式には旧作との直接の関連は明かされていませんが、サイレントヒルの起源に関わる物語になる可能性も。
「f」が示す5つの意味
- flower(花):主要モチーフの赤い花(彼岸花)=死の象徴
- fungus(菌):菌糸がキャラにまとわりつき、腐敗する演出
- fear(恐怖):シリーズ共通テーマ
- feminine(女性性):少女たちが物語の中心
- final(終わり):サイレントヒルの原点または最終章的な意味
日本ホラーらしさと竜騎士07の親和性
今作はシリーズ初の日本舞台。昭和の迷信や因習が息づく設定が、静かな恐怖をより引き立てます。
「ひぐらし」で村落ホラーを描いた竜騎士07氏の脚本が加わることで、陰湿さと精神的恐怖に磨きがかかることは間違いなしです。
日本のホラーは、海外ホラーに比べて派手さよりも、静けさと不安感の余韻が重視される傾向があり、世界的にも評価が高いジャンルです。
作品情報まとめ
- タイトル:Silent Hill f(サイレントヒル f)
- ジャンル:心理ホラー/サバイバルホラー
- 発売日:2025年9月25日(全世界同時)
- 年齢制限:CERO Z(18歳以上対象)
- 対応機種:PS5/Xbox Series X|S/PC(Steam/Epic/Microsoft Store)
舞台・登場人物
- 舞台:岐阜県下呂市金山町をモデルにした架空の町「戎ヶ丘」
- 主人公:深水雛子(しみず ひなこ/Hinako Shimizu)
開発スタッフ
- 開発:NeoBards Entertainment(台湾)
- プロデューサー:Motoi Okamoto(小野基)
- ディレクター:Al Yang
- 脚本:竜騎士07(Ryukishi07)
- アート・クリーチャーデザイン:kera(『Spirit Hunter NG』)
- 音楽:Akira Yamaoka+Kensuke Inage、Dai、Koichi “Xaki” Sakita
- エンジン:Unreal Engine 5
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まとめ
舞台を日本へ移し、ホラーの本質をより内面から描く『サイレントヒルf』。
竜騎士07氏が加わったことで、「村×少女×心の闇」というテーマが、今まで以上に奥深い恐怖をもたらしてくれそうです。
彼岸花、菌糸、閉鎖的な村社会。ホラーとしての土台が既に完成されており、最恐ホラー作品となることは間違いなさそうです!
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