公開日:2025年6月26日
2025年6月26日発売の「月刊ガンダムエース」8月号にて、完全新作『機動戦士ガンダムエイト』が連載スタート!脚本は『鉄血のオルフェンズ』や『青春ブタ野郎』で知られる鴨志田一氏が担当。
「生存者は二百五十八名、ガンダムはあと1機」
この印象的な一文と共に始まる終末世界の物語は、これまでのガンダムとは一線を画すオルタナティブシリーズ。本記事では『ガンダムエイト』の見どころと、鴨志田一氏の世界観について詳しく紹介します。
『機動戦士ガンダムエイト』とは
『ガンダムエース』24周年を記念した完全新作漫画。舞台は恒暦2030年、太陽系の中心が木星に移った近未来。地球はもはや滅びかけた終末世界で、258人の生存者と1機のガンダムをめぐる物語が始まります。
主要スタッフ
- シナリオ:鴨志田一(『鉄血のオルフェンズ』『青春ブタ野郎』)
- 漫画:高木秀栄(『ガンダム バトルオペレーション コード・フェアリー』)
- キャラクターデザイン:左
- メカデザイン:カネコツ
3つの注目ポイント
① 終末世界 × 木星文明という独自設定
舞台は「恒暦2030年」。人類は木星に進出し、文明の最先端が木星に移った一方、地球は滅びつつあります。『鉄血』や『ガンダムW』とも異なる、絶望と希望が交錯する世界観に注目です。
② 主役機「ガンダムジリウス」の斬新な構造
主役機「ガンダムジリウス」は、νガンダムやWガンダムの要素を融合したような洗練されたデザイン。「フェザーエクステンション」という無数のパーツを操る能力を持ち、「ターンエーを超える能力」とも評されています。
- ビームライフル:中距離⇔長距離モードに変形
- ビームサーベル:軽量・高出力設計
③ 258人の群像劇
258名の生存者それぞれが主人公になり得る設定。人間ドラマに定評のある鴨志田一氏が手がけることで、一人ひとりの感情や葛藤が丁寧に描かれると期待されます。
シナリオ:鴨志田一の世界観
鴨志田一プロフィール
ライトノベル『青春ブタ野郎』や『さくら荘のペットな彼女』の原作者。アニメ『鉄血のオルフェンズ』では脚本・小説を手がけ、重厚な世界観と感情描写で評価を受けた作家です。
3つの作風の特徴
- SF設定の緻密さ:リアルな科学・社会背景描写
- 人物の内面描写:登場人物の葛藤と成長を丁寧に描く
- 希望と絶望のバランス:暗い世界でも人間関係に温かさを残す作風
鴨志田一氏が描く『ガンダムエイト』は、ただの戦争物語ではなく、「終末の希望」をめぐる深い人間ドラマとなるでしょう。
『ガンダムエイト』をより楽しむために
- ガンプラを予約:HGガンダムジリウスがプレバンで受付中(10月発送予定)
- 前日譚小説を読む:7月号ガンダムエース掲載の書き下ろし小説で世界観を予習
- X(旧Twitter)で考察:物語展開の考察や感想を共有して盛り上がろう!
まとめ:ガンダムの新時代へ
『機動戦士ガンダムエイト』は、ガンダムシリーズに新風を吹き込む意欲作。SF × 人間ドラマを融合させた鴨志田一氏の挑戦がどのように展開していくのか、今後の連載が楽しみでなりません。
構想は2018年、正式発表は2021年。そして2025年にようやく連載スタートと、約7年にわたる準備期間にも作品への本気度が感じられます。
「ガンダムが1機」という設定から広がる壮大な群像劇と、未知なる敵との戦い。“ガンダムの新たな可能性”を見届ける旅が、いま始まります。
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