Disney+ドラマ『Vision(原題)』、2026年配信予定!

『ワンダビジョン』のスピンオフとして注目される新作ドラマ『Vision(原題)』が、2026年にディズニープラスで配信予定です。
主人公は記憶を取り戻し飛び立った「ホワイト・ビジョン」。
アイアンマン=トニー・スタークが遺したAI技術の系譜を受け継ぐ存在として、どこかで彼の“意思”を感じさせる物語が描かれるのではないかと、自然と期待が膨らみます。

「ワンダビジョン」最終話からの繋がり

『ワンダビジョン』最終話では、ホワイト・ビジョンが自身の過去を一気にフラッシュバックし、かつての記憶を取り戻します。
ジャーヴィスとしての始まり、アベンジャーズでの戦い、ワンダとの深い絆、そして自身の死――。その記憶の奔流の中で、彼の瞳は青から人間味を帯びた緑がかった色へと変化し、最後にこう告げます。

「I am Vision.(私はヴィジョンだ)」

それは再誕の瞬間でありながら、その後の彼の行方や想いは描かれないまま。
『Vision(原題)』は、まさにこの“空白”を埋める物語になるでしょう。

登場キャラクターから見える展開予想

ストーリーの詳細はまだ発表されていませんが、すでに示唆されているキャラクターたちから、以下のような展開が予測されます。

■ E.D.I.T.H.(イーディス)

  • 「Even Dead, I’m The Hero(死んでも僕はヒーロー)」の略で、トニー・スタークが開発したAIシステム。
  • MCUでは『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーターに託されたサングラス型AIとして登場。
  • 今作では“人間の姿”で登場するとの報道があり、ヴィジョンとの対話/対立が想定されます。

■ テン・リングスとラザ

  • 『アイアンマン』(2008年)でトニーを誘拐したテン・リングスの幹部、ラザ(ファラン・タヒール)が再登場。
  • ヴィジョンが自己の起源をたどる過程で、スタークと縁深い地を訪れる可能性が高まります。

■ ストーリー推察(4つの柱)

  1. AI対決/協働: ヴィジョンとE.D.I.T.H.が対立または協働し、ジャーヴィスやF.R.I.D.A.Y.を含むスターク由来のAI同士の思想が交錯。
  2. ルーツの探求: ヴィジョンがトニーにまつわる過去(テン・リングスの残骸など)をたどり、自己の意味を問う旅へ。
  3. 倫理と感情の試練: ラザとの対峙により、「力」「理性」「感情」の使い方を再定義する。
  4. “声”の継承: トニーが直接登場しなくとも、E.D.I.T.H.を通じて“意思”や“理念”が語られる構図に。

トニー・スタークがジャーヴィスを作った頃

ジャーヴィス(J.A.R.V.I.S.)は、トニーがMIT卒業後、CEOとして武器開発に取り組んでいた若き日(21〜25歳頃)に開発されたAIです。
トニーの人間的な未熟さ、純粋さ、孤独感といった感情が、AIジャーヴィスにどう影響を与えたのか――それは、ヴィジョンの“人間性”にどこかで繋がっているのかもしれません。

愛と記憶、そして選択へ

忘れてはならないのが、ヴィジョンの“記憶の再生”を引き出したのはワンダの想いだという点です。
彼の心の核にあるのは、スタークの理性だけでなく、ワンダとの「愛」の記憶。
ホワイト・ビジョンがどんな決断を下すのか――それは、AIの物語ではなく「人間」としての選択なのかもしれません。

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